友情結婚って何?
友情結婚とは簡単に言うならば、主にレズビアン・ゲイ・バイセクシャル・Aセクシャル・ノンセクシャル等の方々が性的ではなく友情で繋がった生涯のパートナーとの結婚をすることです。
レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・Aセクシャル・ノンセクシャル等の方達って様々な理由で結婚をしなければならないと悩んでいる方が非常に多いんです。
・長男、長女で家を継がなければばらない。 ・親を安心させたい。 ・子供が欲しい。 ・家庭が欲しい。 ・ストレートだけどSEXに興味が無い、嫌い。 ・親や周りからのプレッシャー、圧力に耐えられない。 ・親や周りに嘘をつき通せない、隠しきれない。 ・老後を考えるとパートナーが欲しい。 ・その他諸事情で結婚しなければならない、したい。 |
主にこれらの複数の要因が重なっていると思います。
特に20代後半から30代、40代に突入すると、親や周りの「早く結婚しろ!」が激しく増えると思います。
そこでカミングアウトできればそれに越したことはありませんが、そんな勇気はないとか、親を傷つけたくない、できるなら隠し通したいと思っている人が圧倒的に多いのが事実。
そんな行き詰まりから開放される方法の一つが友情結婚なのです。
友情結婚の必要性
「そこまでする必要あるの??!」という意見もあるかと思います。
そこまでしたくなくても、親や社会からの圧力って人によっては相当なものだったりします。
人それぞれ育った環境や価値観、親、社会的立場も違いますから。
残念ですが、古臭い考え方の人間がまだまだ多いのが現状です。
「親や周りに嘘をつくのってどうかと思う!」という意見もあるかと思います。
しかし、友情結婚を考えている方達は、今既に周りに自身のセクシャルに嘘をついて苦しんでいるのです。
カミングアウトはもの凄く勇気ある行動だと思いますが、したくても親を悲しませない為に一生嘘を突き通した方が良いという考え方もあるのです。
「本気で結婚しないと・・・親はうるさいし、周りもみんな結婚してるし・・・そろそろ考えないと・・・」
それで結局、普通に結婚しちゃう人って本当に多いんですよね。
だけど数年後・・・やっぱり自分の心に嘘をつけずに離婚をしてしまうことも多く耳にします。
無理をして普通に結婚してみたものの、やっぱり偽った自分を演じ続けることに苦しんでしまうケースが多いのです。 それで離婚したくても、カミングアウトするわけにもいかないし、なかなか上手くいかない。 子供がいたら尚更・・・その後の人生はもう偽ったままの自分として生きるしかありません。 ますますストレスは溜まる一方で、苦しくなるはずです・・・。 |
そんな無理な結婚こそが普通の結婚に見えて偽装結婚なのではないでしょうか。
そんな無理をするくらいなら、自分本来のセクシャリティーを偽らずに生きれる友情結婚とう選択肢があっていいはずです。
友情結婚とは立派な選択肢の一つ
例えば、通常の婚活でも「年収1000万以上の医師や弁護士とのお見合いパーティー」だとか「公務員とのお見合いパーティー」だとか色々と条件が付けられたものが多々ありますよね。
そういったお見合い結婚でも、恋愛ではなく、お互いのニーズや条件が合って結婚するのです。
親の紹介でお見合い結婚をするパターンだって、同じ様なものです。
仕事の昇進の為に結婚するケースだってあります。
実際、愛し合って結婚する人ばかりじゃないのが現実なのです。
そう考えると、友情結婚は立派な選択技の一つです。
●セックスをしなくても、愛情を持って共に生きてゆける家族を得ることができるなら素晴らしいと思いませんか?
●気の合う親友を見つけて、一緒に人生を歩む大切なパートナーになれたら凄く良いと思いませんか?
●合理的な友情結婚をして、自由に恋人と生活できたら悩みから解放されると思いませんか?
それに、友情結婚パーティーというのは、当たり前ですが、出会って即結婚というわけではありません。
あくまでも「友情結婚を考えている」方々が交流し、それぞれが関係を深め、真剣な話し合いやお互いの信頼関係を築いてから「友情結婚」を本当にするのかどうか決めていくのです。
なので、今すぐではなくても将来的に考えている人のご参加も勿論可能です。
様々な悩みを抱えている方の選択技の一つとして助けになればと思っています。
どんな形であれ、結婚は生半可な覚悟ではできません。
きちんと条件や要望を話し合い、真剣に考慮し、お互いが納得した後にされるものです。
また、友情結婚の形も人それぞれだと思います。
本当に婚姻届を出すのか、婚約者(事実婚)として親に紹介するだけなのか。
一緒に住むのか住まないのか。
子供は作るのか作らないのか。
STEEZは、友情結婚を考えている方達を応援し、精一杯サポートしていきます。
今後とも、友情結婚に興味のある方々が、気軽に交流できる場をご提供できる様に努めてまいります。
どうぞ、宜しくお願い致します。